葬儀と言えば、地域や慣習により多少の違いはあれど、大きく対応に困る様なことが起きるということは殆どないと考えるのが一般的です。基本的な流れや作法、タブーを含めた知識があれば、一通りのことは問題なく対応出来ると言って良いかもしれません。けれど、土地の違いということは頭に入っていた方が良い場合もあります。例えば、地方で身内が多く集まる葬儀に出席することが多い場合、東京で関係者一同が集結するという様に大人数が参列するようなものに出席すると、少々、面食らってしまうことになるかもしれません。もちろん葬式の規模と言うのは、あくまで故人であったり、その家族が決めて行きますので、土地に関係があるとは言い切れません。
けれど、故人の立場や生前の役職によっては、社葬になる場合や大規模なものになることも十分あり得るのが東京です。会場の場所や名前から、大体の収容人数と規模を検討することが出来ますので、事前に調べ、頭に入れておくことも参考になります。東京の葬儀で気をつけたい点と言えば、やはり人の多さと移動についてです。参列者が多いほど、アクセスのし易い場所が選ばれるものですが、やはり突発的な出来事も考慮し、余裕を持って移動することは大切です。人が多いために、予定していたよりも長い時間がかかってしまったということもありますし、近くでコンサートやイベントなどが開催されている場合など、時間によっては利用する駅が混雑してしまうということも十分にあり得ます。
飛行機や新幹線という様に、時間が決められている移動手段を使う必要がある場合は、入念に確認し、ギリギリのスケジュールで動くのは避けるようにすることが得策になります。
(参考)
中年が教える葬儀の知識ブログ
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