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葬儀に頂いた香典に対する香典返しの合理化

2016年11月20日
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香典返しは葬儀に頂いた香典にたいして報告とお礼を兼ねてお返しする品です。香典の半額程度の品を返礼とする半返しが慣習です。もともとは忌明けの時に葬儀に協力いただいた地域の人達に餅やまんじゅう、食事などを振る舞っていた事からはじまったといわれています。徐々に合理化されてきて香典返しも軽いや保存ができる、返品可、後に残らない品物が好まれるようになりました。タオルなどの繊維製品や日本茶などが香典返しとして利用される事が増えました。

お茶は香典返しとして利用される商品です。香典返しの定番商品のお茶ですが、葬儀のお茶は美味しくないという風評から敬遠する人がいたり、お茶を飲まないという家庭が増えていて、お茶以外の商品も選ぶ人が増えてきました。最近の香典返しには、軽量・小分け・簡単といった、核家族化や高齢者だけの世帯、単身者が増えて使い勝手を中心に商品が選ばれるようになってきています。


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