THE斎場解説ブログ

大手総合スーパーのイオンが葬儀に関するサービスを始めたのは知っている人も多いでしょう。元々、何かと料金に関してトラブルや不満が多かった冠婚葬祭関係に手を突っ込んだ、という形になります。そして、当然ながらこれに様々な葬儀関係の業者、権益者が反発しています。特に問題となったのが読経をしてくれる人を派遣するサービスです。要するに坊主の派遣になるわけですが、これに関して強い反発があったのは確かです。きちっといくら、と明朗会計にしたのが批判されています。

弔う、という気持ちを具体的に金銭を明示してサービスを提供するのが問題視されたわけです。しかし、実際にはこのサービスはかなり素晴らしい物であるといえます。何しろ、はっきりといくらかかる、というのがわかるからです。追加料金が発生するサービスに関しては確実にこちらに合意を得てからやるようにもしています。とにかく、葬式関係はどんどん追加料金が発生するような場合が多く、いざお会計の段になったら様々なオプションで費用が嵩んでしまっていた、ということがよくありました。

そうした点がコツコツと不満として積みあがっていき、需要に応える形でイオンが葬儀に関するサービスを提供し始めた、という経緯があるわけです。許可を得てやっているサービスである以上、利用する側としてはまったく気にするべきではないでしょう。むしろ、非常に大きなメリットがあるともいえます。大企業がやっいるわけですから、会計の明朗さにおいては物凄く信頼できます。