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知っておきたい葬儀の際の食事の機会

2017年09月02日
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仏式の葬儀を行う際には食事を行う機会が多々あるため、喪主になる人は事前に確認しておくことをおすすめします。はじめに、通夜を行った後で通夜振る舞いを行います。このときに出されるものは寿司や揚げ物、煮物といった大皿料理やお酒が一般的ですが、地域によって異なることがあるため業者などに確認しておくと安心できます。

次に火葬を行うのがお昼時の場合には、助六寿司といった軽食を出します。火葬には1時間から2時間ほどかかるため、昼時ではない場合には飲み物を用意します。初七日の法要後には精進落しを出します。肉や魚が含まれていない野菜が中心となった精進料理が精進落しの内容になります。

最近では葬式を終えてから7日後に再び集まってもらうことが難しく、また喪主にとっても負担となるため告別式を行った日と同じ日に初七日の法要が行われることが一般的です。一般の人が参列しない家族葬に関しては、ごく親しい気心の知れた身内だけが参列する場合には必ずしも形式にこだわる必要はないと言われています。

食事の内容も寿司や揚げ物、精進料理などにこだわる必要がなく、手軽に済ませることができるピザを注文したり、近くのコンビニから弁当を購入してくることもできます。また葬式が終わって気持ちが落ち着いたら、家族でレストランに出かけるという方法も可能です。

家族葬であれば形式を守る必要もなく、臨機応変に対応することができるというメリットがあります。


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